牟知列岩(むしるれつがん)

mushiru

牟知列岩(むしるれつがん)
千島列島にある4つの岩礁の総称。ロシア名はロヴシュキ列岩Скалы Ловушки) ロシア語で「罠」の意
岩礁の名前の由来は、アイヌ語の モシリ(島)が「ムシル」に訛ったもの。 “牟知列岩(むしるれつがん)” の続きを読む

雷公計島(らいこけとう)

reikoke

雷公計島(ライコケ島 らいこけとう)
千島列島の中部にある島。ロシア名はライコケ島о.Райкоке)、英語表記はRaikoke
島の名前の由来は、アイヌ語の「ライ・コツ・ケ」で「地獄・穴(又は噴火口)・所」、「地獄穴の所」の意とする説がある。元禄御国絵図には「らつこあき」とあり、これについては「ラッコ・アク」で「猟虎・射る所」、「猟虎を射る所」の意とする説がある。 “雷公計島(らいこけとう)” の続きを読む

松輪島(まつわとう)

matua

松輪島マツワ島、まつわとう)
千島列島の中部に位置する島。ロシア名はマトゥア島 (о. Матуа) 英語表記はMatua島の名前の由来は、アイヌ語の「モト・ア(土着の者だ吾々は)」から。かつて千島アイヌが千島列島を行き来していた中で、本島に土着したアイヌが存在したため。 “松輪島(まつわとう)” の続きを読む

羅処和島(らしょわとう)

rasyowa

羅処和島(らしょわとう/らしゅわとう/らすつあとう)
千島列島中部にある島。ロシア名はラスシュア島о.Расшуа) またはラスシュヤ島о.Расшя) 英語表記はRasshua
島の名前の由来は、アイヌ語で ルシ・オ・ア(毛皮が・そこに・豊富にある) ルシュ・オ・ア(獣皮がそこで沢山得られる)や、本島の別の表記である羅須古計の語源となった「ルシュ・コル・ケ(獣皮を得る所)」となっているが、はっきりとした語源は不明。 “羅処和島(らしょわとう)” の続きを読む

摺手岩(すりでいわ)

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摺手岩(すりでいわ)
千島列島の中部に位置する岩礁である。ロシア名はスレドネワ島Острова Среднего) 英語表記はSrednii
地名の由来は、ロシア語の スレドネワ(Среднего 間の、中間の)が変化したことからだと思われる。
明治中期の資料には須禮吐寧波(スレトネハ)島と表記されているものがあり、また摺戸岩(スレドイワ)との表記も見られ、ロシア名のスレドネワから日本名の摺手岩に変化していく過程が読み取れて興味深い。なお、チュプカ諸島図には「カンカン・カイヘ」との表記があり、こちらはアイヌ語で カンカン・カイペ(大腸のように細くうねうねと白い浪が立っている)という意味である。 “摺手岩(すりでいわ)” の続きを読む

宇志知島(うししるとう)

ushishiru

宇志知島ウシシル島、うししるとう)
千島列島の中部に位置する島。ロシア名はウシシル島o.Ушишир) 英語表記はUshishir
島の名前の由来は、アイヌ語の ウセイ・シル(温泉のある大地)から。正保御国絵図には「ウセシリ」との記述がある。 “宇志知島(うししるとう)” の続きを読む

計吐夷島(けといとう)

ketoi

計吐夷島(けといとう)
千島列島の中部にある島である。ロシア名はケトイ島 (o.Кетой) 英語表記はKetoy
島の名前の由来はアイヌ語の「ケウ・トイ」で「骸骨・悪い」の意とする説がある。正保御国絵図と元禄御国絵図にはそれぞれ「ケトナイ」「けとない」とある。これについては島にある谷を「ケトナイ」(両岸が骸骨のように聳立(しょうりつ)した渓谷)と呼び、それが島の名前に転じたとする説がある。 “計吐夷島(けといとう)” の続きを読む

新知島(しむしるとう)

simushiru

新知島(しむしるとう、しんしるとう)
千島列島の中部にある火山島。ロシア名はシムシル島о.Симушир) 英語表記はSimushir
島の名前の由来は、アイヌ語の シ・モシリ(大きい島)から。 “新知島(しむしるとう)” の続きを読む

武魯頓島(ぶろとんとう)

buron

武魯頓島(ぶろとんとう)
千島列島中部に位置する島である。ロシア名はブロウトナ島о.Броутона) 英語表記は Broutona 
アイヌ語では「マカンルル(後方の潮の中にある島)」と呼ばれ、潮流の激しい得撫水道の北端に位置することを指すと見られる。漢字表記では磨勘留島とも記されるが、磨勘留島との関連性は不明。
島名は、1796年(寛政8年)から2年に渡り千島・サハリン沿岸を調査した、イギリス海軍プロヴィデンス号のブロートン艦長に由来する。 “武魯頓島(ぶろとんとう)” の続きを読む

知理保以島(ちりほいとう)

chiri

知理保以島(ちりほいとう/ちぇるぽいとう)
千島列島の中部に位置する島。実際には隣接した二つの島(知理保以島(北島)(知理保以南島)だが、通常は両者を総称して知理保以島と呼ばれる。
島名はアイヌ語の、チリ・オ・イ(小鳥がそこに沢山いる所)に由来し、エトピリカなどの海鳥が多く飛来することから、名付けられたと思われる。
英語表記は Chirpoy であり、黒い火山岩から成る二つの島から Black Brothers (黒い兄弟)とも。 “知理保以島(ちりほいとう)” の続きを読む